【高校野球】智辯和歌山、千葉黎明に完封勝ち
2025年03月21日 17時17分
兵庫県西宮市の甲子園球場で行われている選抜高校野球大会で和歌山の智辯和歌山は初出場の千葉黎明を6対0で破り、完封勝ちしました。智辯和歌山のエース渡辺が千葉黎明打線を4安打に抑え完封しました。
智辯和歌山の渡辺は投球数90球で、伸びのある直球を軸にフォアボールが1つと制球が良く、ピンチは2回だけでした。打線は1回に荒井の2点ツーベースなどで3点を先行しました。その後両者とも得点許しませんでしたが智辯和歌山が先発全員の12安打で後半突き放しました。千葉黎明は打線が反撃できませんでした。智辯和歌山の中谷仁監督は、「欲を挙げればきりがないが、合格点だ。あれだけ打ってくれたので良かった」と話しました。また智辯和歌山の山田凛虎捕手は、「(エースの渡辺に)力みもあったが、良く立て直してくれた。いい真っすぐがあるので押していこうと試合前から話していました。
また1回に2点タイムリーを放った荒井は、「絶対に先制点が欲しかった。
ほっとした」と笑みをこぼしました。智辯和歌山は去年秋の大会の決勝で東洋大姫路に敗れ、体格差を痛感した選手が、 冬場ウエートトレーニングに力を入れてきました。打球速度の向上を実感したという荒井は、「日本一を取りたい。 次も先制点を大事にしたい」と先を見据えていました。勝った智辯和歌山は大会8日目今月(3月)25日の第1試合で愛知の至学館に8対0で勝った初出場、沖縄のエナジックスポーツと対戦します。