和歌山市、新たに1か所で基準値を超すPFAS
2025年03月18日 17時40分
和歌山市が、市内の井戸水を調査したところ、新たに1地点で、基準値を超える高い濃度の有機フッ素化合物PFAS(ピーファス)が検出されたことがわかりました。
これは、新たに調査した市内18地区のうち、黒田地区の地下水から、国の暫定基準値の1リットルあたり50ナノグラムを超える、80ナノグラムの値を検出したものです。また、古屋地区では、基準値上限に近い46ナノグラムの値を検出しました。市では、基準値を超えた黒田地区の調査地点周辺で、さらに調査を行うことにしています。
また、前回調査で高い濃度の有機フッ素化合物が検出された加納地区で、新たに周辺地域8か所を調査したところ、1か所が、基準値の上限いっぱいだった以外は、すべて基準値内でした。
市ではホームページで、調査結果を公表するとともに、基準値を超す高い値を検出した地域では、井戸水を飲料水に使用しないよう、注意を呼びかけています。