西日本最大級の体験型直売所施設が上富田町に開店
2025年03月18日 17時51分
産直市場を中心に、イベントホールやレストラン、農園、花畑、公園などを備えた西日本最大級の体験型直売所が、きょう(18日)午前、上富田町の高台にグランドオープンしました。

これは、「産直市場よってって」を運営する田辺市の株式会社プラスと株式会社ノダヤが、上富田町南紀の台(なんきのだい)に開店した「紀州 木の街 フルーツが香る 南紀の台Yottette(よってって)広場」で、32店舗目となる農水産物直売所を中心に、敷地面積は全体で甲子園球場の1・7倍、およそ6万6千平方メートルの広さがあります。

中心となる産直市場には、地場産の柑橘類や野菜、加工品、土産物などが豊富に揃うほか、鮮魚店や精肉店、ベーカリーやカフェも併設され、地域住民らの毎日の買い物や観光客の需要にもこたえる施設となっています。
また、広場には、「南紀の台ホール」を備え、普段は、第2売場として、生産者の対面販売などが行われたり、式典やコンサートなどができるほか、大規模災害時には、地域住民の一時避難場所としても機能します。
株式会社プラスの野田正史(のだ・まさふみ)社長は「和歌山県の農産物を全国に発信し、農業と観光を結び付ける拠点にしていきたい。高台にあるので、いざという時の避難場所にもお使いいただける。いろんな用途でゆったりと過ごしていただきたい」と話しました。
「紀州 木の街 フルーツが香る 南紀の台Yottette広場」の営業時間は、午前9時から午後5時までで、大型バス用10台分を含む、500台分の駐車場が用意されています。