特殊詐欺の勧誘役の男を再逮捕/和歌山県警

2025年03月18日 17時21分

事件・事故

去年(2024年)8月に、和歌山市内で発生した特殊詐欺事件に絡み、和歌山西警察署などは、きょう(18日)、現金の引き出しなどを担う実行役を詐欺グループの仲間に引き込んだとして、門真市の23歳の男を再逮捕しました。特殊詐欺・窃盗容疑のリクルーターとして再逮捕されたのは、大阪府門真市の23歳の工場作業員の男です。

警察の調べによりますと、男は、去年8月、和歌山市の80才の女性をだまし、キャシュッカードを奪って、現金350万円あまりを引き出した事件に絡み、実行犯をスカウトしたとして、共犯の疑いが持たれています。調べに対し、男は、事件にかかわったことを認めています。警察では、余罪や、引き出された金の行方などについて詳しく調べています。

県内では、市役所の職員や警察官になりすまして、高齢者をだましたり、ネットやSNSを使って、市民を不安にさせたり、投資を持ちかけて金をだまし取るなどの特殊詐欺事件が後を絶ちません。警察や金融機関が、電話やメールで、銀行口座や暗証番号などの情報を聞き出すことはしない上、現金を玄関に置かせたり、郵便受けに入れるよう指示することはないので、少しでも不審に思うことがあれば、指示に従う前に、詐欺を確信し、すぐ警察に相談するよう注意を呼びかけています。県警の相談専用電話は、フリーダイヤルの0120・508・878です。

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