信愛中学校で「税」と「選挙」の出前講座/和歌山市
2025年03月17日 18時15分
中学生に税と選挙の仕組みや重要性を学んでもらおうと、和歌山市の信愛中学校できょう(17日)特別授業が行われました。

これは和歌山税務署と和歌山県選挙管理委員会が共同で実施したもので、信愛中学校の3年生およそ70人が出席しました。
はじめに、和歌山税務署の職員と県選挙管理委員会の職員が税金の使われ方や選挙で投票することの重要性などについて説明しました。

その後、教諭2人を選挙の立候補者に見立てて模擬選挙が行われ、立候補者による選挙演説のあと、有権者役の生徒らは実際の選挙で使われる投票箱や集計機を使い、投票から開票作業まで行いました。


参加した千原万里佳(ちはら・まりか)さんは、「改めて税の大切さについて学び、選挙についても知識を身につけることができた。18歳になったら選挙に行かなければという気持ちになった」と振り返りました。
和歌山県選挙管理委員会事務局・副主査の森一聖(もり・いっせい)さんは、「若者の投票率が低下しているが、講義を通して皆さんに政治や選挙に関心を持ってもらえたのではないか」と話していました。