【県議会】教育長後任候補の今西福祉保健部長が所信表明

2025年03月17日 19時04分

政治教育

今月末(3月)で辞職する予定の和歌山県教育委員会の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長65歳の後任に、和歌山県の今西宏行(いまにし・ひろゆき)福祉保健部長60歳を任命する人事案件が2月定例県議会に提案されたことを受け、きょう(3月17日)今西部長が議場で所信を表明しました。

議会で所信表明する今西福祉保健部長(3月17日・和歌山県議会議場)

今西部長は、宮﨑教育長の任期中に新型コロナ禍になり、この間、オンライン学習の普及を進めたことや、急速な少子化に伴い県立高校の再編計画を策定したことなどの功績を評価したうえで「私の教育行政経験は浅いが、県での経験を社会経済情勢の変化に対応した新しい教育行政をつくるために活かしたい。宮﨑教育長が取り組んだこれまでの改革の流れを絶やすことなく教育行政を見直していきたい」と所信を表明しました。

今西部長は1987年に県の職員に採用され、医務課長や、県教育委員会の総務局長などを歴任し、おととし(2023年)から福祉保健部長を務めています。

教育長の人事案件は、議会最終日のあす(18日)採決される予定です。

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