生石高原の山焼き、23日に延期

2025年03月16日 13時58分

災害・防災社会

きょう(16日)実施予定だった生石高原(おいしこうげん)の山焼きが、悪天候のため、今月(3月)23日に延期されました。当日は、安全確保のため、午後1時頃まで、一般客の入山などは禁止となります。

生石高原の山焼きは、ススキ草原の保全を目的に、毎年3月頃に行われ、その様子は、見学など、一般にも公開されてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止が続いたあと、おととし(2023年)は一般見学客を入れずに行われました。また、去年(2024年)は、気象条件などが悪く行われませんでした。

2年ぶりとなる今年の山焼きは、当初、今月16日の予定でしたが、悪天候のため、23日に延期され、午前中を中心に行われます。山頂付近のススキを焼きますが、安全確保のため、一般客の見学は禁止とし、当日は午前6時から午後1時まで、山頂付近への入山も禁止されます。また、山頂付近の駐車場については、前日(22日)の午後4時から閉鎖されます。

生石高原は、標高870メートルの生石ヶ峰(おいしがみね)を中心とする高原で、紀美野町と有田川町にまたがる山頂付近には、関西屈指といわれるススキ草原が広がり、特に、穂が金色に輝く、秋の夕景は人気となっています。

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