和歌山県警察本部は、きょう（１３日）、今月（３月）２５日に発令される、警部以上の幹部級警察官と警部相当職以上の警察職員あわせて２３１人の第一次異動を発表しました。異動規模は去年より２１人少なくなりました。

主な幹部級警察官では、交通部長に和歌山西警察署の山田守孝(やまだ・もりたか)署長が、和歌山西警察署長に津田陽三(つだ・ようぞう)交通部長が異動します。

各警察署長では、橋本警察署長に西田文貴(にしだ・ふみたか)捜査第一課長が、かつらぎ警察署長に近藤健(こんどう・たけし)総務課長がそれぞれ就任します。

県警では、新年度（２０２５年度）から、組織犯罪への戦略的な取り締まりを強化するため、組織犯罪対策課で、犯罪集団などに関する情報の集積や分析力を高めるとともに、警備企画課でのサイバー犯罪への対処能力を強化します。

また、業務の合理化と効率化を進めるため、情報管理課の中に「ＤＸ推進係」を新設するほか、刑事手続きのＩＴ化に対応するため、刑事企画課内に「刑事手続きＩＴ化推進係」を新設します。