高野山金剛峯寺で転衣式新法印お披露目

2025年03月12日 17時46分

歴史・文化

高野町の高野山真言宗・総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)で、きょう(12日)、第526世寺務検校(じむけんぎょう)執行法印(しぎょうほういん)に就任した仲下瑞法(なかした・ずいほう)大僧正をお披露目する「法印転衣式(ほういんてんねしき)」が開かれました。金剛峯寺最大の儀式で、高野山の内外の住職らおよそ500人が出席しました。

法印は1年間、弘法大師(こうぼうだいし)の名代として、山内の重要な法会や儀式の導師を務めます。

大広間に登場した仲下法印は、高野山内の最高職を象徴する緋色(ひいろ)の僧衣を受け取り、いったん退席、色鮮やかな緋衣に着替えて再登場し、正面の席に着座しました。各住職は順次前に進み出て、深く頭を下げ、祝いました。

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