紀の川市でO―157感染確認・2025年で初めて

2025年03月12日 17時40分

福祉・医療

和歌山県によりますと、今月(3月)5日、紀の川市の20代の女性が、腸管出血性大腸菌・O―157に感染したことがわかりました。ことし(2025年)に入って、和歌山県内でのO―157の感染は初めてです。

岩出保健所の調べによりますと、今月5日、女性が腹痛や下痢、血便の症状を訴え、医療機関を受診しました。検査の結果、便からO―157とベロ毒素が検出されました。女性は、現在、快方に向かっています。

感染源について現在調査中ですが、保健所では、女性に十分な手洗いなど、二次感染を予防するための指導を行いました。

県によりますと、腸管出血性大腸菌は1年を通じて発生するため、調理や食事の前、外出やトイレから出た際に石けんで十分に手洗いをすることや、生肉は十分に加熱して調理すること、調理器具は食品ごとにこまめに流水で洗い、熱湯をかけておくこと、焼き肉やバーベキューなどをするときは、生肉をとる箸と、食べるときの箸を別々にすることなどを呼びかけています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55