【和歌山県議会】JR和歌山駅高架化の可能性など県市とJR西で検討へ
2025年03月10日 19時22分
和歌山市のJR和歌山駅や周辺を活性化させるために、和歌山県と和歌山市、JR西日本の3者が、このほど「和歌山駅まち空間活性化会議」を発足させ、有識者を交えての議論がスタートしました。来年度(2025年度)以降、仮称「和歌山駅まち空間活性化基本構想」を策定して、具体的な活性化の取り組みを検討することにしています。
きょう(3月10日)の2月定例和歌山県議会で、日本維新の会の浦平美博(うらひら・よしひろ)議員が、県当局に和歌山駅の高架化や、それに伴う商業施設や行政施設の複合化などによる和歌山駅と周辺の活性化の可能性について尋ねました。
これに対し、福本仁志(ふくもと・ひとし)県土整備部長は「まちづくりは本来和歌山市が主体で進めるものだが、和歌山駅と周辺の整備はその効果が県内全域に及ぶため、県も引き続き活性化会議を通じて、和歌山市やJRと連携して、県の玄関口としてふさわしい拠点の実現に努める」と答えました。
きょうの県議会では、このほか、改新クラブの谷口和樹(たにぐち・かずき)議員が「東京2025デフリンピック」などについて、自民党県議団の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員が南海トラフ地震対策などについて、自民党県議団の山下直也(やました・なおや)議員が保育施設の物価高騰対策などについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から録音ダイジェストでお伝えします。