広川河口で、春を告げる伝統のシロウオ漁体験会、広川町
2025年03月07日 16時12分
有田地方に春を告げるシロウオ漁が、広川の河口で始まっていますが、今週から3週にわたり、週末に、漁の体験会が開かれます。
これは、広川町を元気にする会が、広川河口の左岸側、広橋近くで開催するもので、江戸時代から続く、伝統の四つ手網漁(よつであみりょう)を体験できます。
シロウオは、5センチほどのハゼ科の小さな魚で、うろこがなく、体が透き通っています。この時期、産卵のために川を遡(さかのぼ)るもので、これを、岸に設置した高さ2メートルほどの櫓(やぐら)の上から、四角い網を操って、すくい取るものです。
シロウオ漁の体験会は、あす(8日)とあさって(9日)、それに、今月(3月)15日と16日は、いずれも午前9時から正午頃まで、今月22日と23日は、午前10時から午後1時頃まで、開催されます。
体験は無料で、予約などの必要はありません。また、会場では、米や果物など、特産品の販売なども行われます。