【和歌山県議会】熊野白浜リゾート空港・滑走路延長の費用対効果は
2025年03月05日 17時44分
南紀白浜空港(愛称・熊野白浜リゾート空港)の滑走路を2500メートルに延伸する事業に取り組んでいる和歌山県は「市町村などとの連携を強化して利用者増をはかり、費用対効果を生み出す」と見解を示しました。
これは、きょう(3月5日)開かれた2月定例県議会で、自民党県議団の玄素彰人(げんそ・あきひと)議員の一般質問に、福本仁志(ふくもと・ひとし)県土整備部長が答弁して示したものです。
県では、審議中の新年度(2025年度)予算案に、滑走路延長のための計画を進める事業費や、誘客・利用促進などの費用として、あわせて2億2千万円を計上しています。
玄素議員は「全体の建設費用がおよそ600億円になると言われている」と示したうえで「同じく滑走路の500メートル延長を目指す佐賀空港の建設費がおよそ120億円の見込みだ。南紀白浜空港は半島に位置するため誘客は不利で、仮に事業費が600億円で3分の2が国費などでまかなえるとしても、県の実質的な負担は200億円となり、財政危機警報下では大きな支出となる」と指摘しました。
福本県土整備部長は「民間や市町村と連携し、全庁をあげて利用推進策を考えていく。2029年度までに利用者数を30万人に、滑走路延伸後は50万人に増やすことを目標に、積極的に取り組む」と強調しました。
きょうはこのほか、無所属の会の中西徹(なかにし・とおる)議員がマイナ免許証の更新などを受けた後の 運転可否などについて、自民党県議団の坂本佳隆(さかもと・よしたか)議員が華岡青洲(はなおか・せいしゅう)の顕彰などについて、改新クラブの片桐章浩(かたぎり・あきひろ)議員が「孤立集落サミット2024」政策提言をどう活かすかなどについて、それぞれ県当局の考えをただしました。
和歌山放送では、きょうの県議会・一般質問のもようを、午後9時半から、録音ダイジェストでお伝えします。