県警と和歌山医科大学が「和歌山IMAT」の運用に関する協定を締結
2025年03月03日 17時10分
人質立てこもりなど凶悪事件の発生に備えて、和歌山県警と和歌山県立医科大学はきょう(3日)事件現場医療派遣チーム、「和歌山IMAT」の運用に関する協定を締結しました。

「和歌山IMAT」は救急医や看護師など13人で構成され、凶悪事件で傷病者の発生が予想される場合に、警察の要請を受けて医師と看護師で構成されるチームを事前に現場に派遣します。

万が一、傷病者が発生した場合には救急搬送されるまでの間、応急の治療を行い、救命率の向上を図るとしています。
近年、人質立てこもり事件や無差別殺傷事件が発生するなど、傷病者の初期救命措置の必要性が高まっていることから、全国各地で同様の協定が締結されていて、和歌山は全国で16番目の締結となります。
協定締結式は、きょう(3日)県警で行われ、和歌山県立医科大学の中尾直之理事長と県警の野本靖之本部長が協定書にサインしました。


県警の野本本部長は、「今回の協定締結により、人命救助や事件解決に向けた活動が一層活性化するということで非常に期待している」と挨拶しました。
県立医大の中尾理事長は、「負傷者に最善の医療を提供することは当然の責務。要請を受けた場合には現場経験豊富な医師や看護師を迅速に派遣したい」と決意を述べました。
「和歌山IMAT」はきょう(3日)から運用され、今後は実践的な合同訓練も予定しているということです。