森上亜希子さんと神秘の熊野古道を歩く/田辺・和歌山

2025年03月02日 18時59分

歴史・文化

元プロテニスプレーヤーの森上亜希子(もりがみ・あきこ)さんと田辺市本宮町の熊野古道を歩く催しが、きょう(2日)行われ、11歳から80歳までのおよそ50人が、霧雨けぶる木立の中などのウォークを楽しみました。

木立の中を歩く参加者たち

これは、田辺市が、毎年この時期に開催している熊野古道を歩くイベントで、テレビ番組の企画で熊野古道を踏破した森上さんと一緒に歩けると人気です。

今回は、「紀伊山地の霊場と参詣道(みち)」の世界遺産登録20周年や田辺市の世界遺産・熊野本宮館の開館15周年も記念して行われました。

語り部の説明を聞く(鍋割地蔵)

参加者は、けさ、田辺市本宮町の熊野本宮館に集合し、セレモニーのあと、バスで、熊野古道の発心門王子(ほっしんもんおうじ)に移動し、ここから、赤木越(あかぎごえ)、大日越(だいにちごえ)と木立の中などを進み、日本一の大鳥居が立つ大斎原(おおゆのはら)、それに、熊野本宮大社へと、11・3キロに及ぶコースを、語り部の説明などを聞きながら、5時間ほどかけて歩きました。

幻想的な熊野の山々と雲海

スタート時には、霧雨にけぶって熊野の山々が神秘的な姿を見せ、途中の遠望スポットでは、雲海も見られました。また、この日は、気温が高く、汗ばむウォークとなりました。

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