和歌山あけぼの中学校・4月12日開校へ

2025年02月27日 18時14分

政治教育社会

不登校や家庭の事情などで中学教育が受けられなかった人や外国人らが学ぶための夜間中学校が、4月12日、和歌山市に開校します。

この学校は、和歌山市立「和歌山あけぼの中学校」で、和歌山市六十谷(むそた)の市立和歌山高校内に開設されます。今のところ、10代から70代までの9人が入学することになっていて、このうち2人が外国籍ということです。

校章は、市立和歌山高校デザイン表現科の宮野綾乃(みやの・あやの)さんがデザインしたものに決まりました。校章には、夢や希望を表す星や太陽の輪と、中学校を表す「中」の文字、それに、羽ばたきを表す羽根が描かれています。

和歌山あけぼの中学校の開校日を発表する和歌山市の尾花市長

和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長は「夢や希望が叶えられるよう楽しく学んでほしい」と期待を寄せています。

和歌山あけぼの中学校の定員は、一学年20人程度としていて、定員に達しない場合には4月以降も募集を継続し、一学期中は途中からでも入学できることになっています。

募集要項は、和歌山市役所などで配布していて、ホームページからも入手できます。

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