裁判員を務めた人と司法関係者が意見交換

2025年02月26日 20時47分

社会

裁判員裁判で裁判員を務めた人と司法関係者で裁判員制度について話し合う、意見交換会がきょう(26日)和歌山市で開かれました。

これは和歌山地方裁判所が制度をより良いものにしようと原則年に1度開いているもので、きょう(26日)は審理・評議の日程や内容などについて裁判員経験者4人と裁判官、検察官や弁護士が意見を交わしました。

意見交換会の様子(※代表撮影・2月26日)

裁判員制度は2009年から始まり、和歌山地裁によりますと、これまでに裁判員裁判で判決を受けたのは116人で、延べ850人が裁判員や補充裁判員に選ばれたということです。

意見交換で裁判員経験者は、「裁判には厳しいイメージがあり、務まるか不安だったが、裁判員の話にも耳を傾けてくれたので、意見を言いやすかった」などと経験を振り返りました。

一方で、「スケジュールの都合もあり、出廷した被告や証人に対し追加の質問することをためらった」などの声もあがりました。

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