高野山最高位住職の昇進式、仲下大僧正、新法印に
2025年02月23日 12時20分
高野山真言宗・総本山金剛峯寺(こんごうぶじ)の第526世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)に成福院(じょうふくいん)住職、仲下瑞法(なかした・ずいほう)大僧正76歳の就任が決まり、金剛峯寺できのう(22日)、昇進式が行われました。
法印は、高野山内住職の最高職で、弘法大師の名代(みょうだい)として重要な儀式を執り行います。任期は1年です。
昇進式では、座主(ざす)の長谷部真道(はせべ・しんどう)高野山真言宗管長が辞令や緋色(ひいろ)の僧衣の目録などを手渡しました。
仲下新法印は、大阪府池田市出身で、高野山大学卒、高野山真言宗法会部長などを歴任しました。就任を披露する法印転衣(てんね)式は、来月(3月)12日に開かれます。