巨大ゴボウ、高野山に奉納、山麓の生産者
2025年02月21日 18時40分
高野町の世界遺産・高野山真言宗総本山金剛峯寺にきのう(21日)、橋本市西畑(にしはた)地区特産の巨大ゴボウ「はたごんぼ」5本が奉納されました。
「はたごんぼ」は「西畑(にしはた)のゴボウ」に由来し、身は柔らかく香りもよいのが特徴です。
今年は、最大のもので長さおよそ60センチ、太さおよそ6センチ、重さ930グラムと例年に比べてやや小ぶりだったということです。
かつて高野山麓の集落には旬の野菜などを供える「雑事(ぞうじ)のぼり」の風習があり、同地区の農事組合法人「くにぎ広場」がおよそ10年前に風習を復活させました。
この日は生産者代表ら6人が車で運んだで奉納し、受け取った今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長は「お大師様へのお供え膳『生身供(しょうじんく)』に使わせていただきます」と話していました。