巡回展「復活!!ワカヤマソウリュウ」今月28日から

2025年02月21日 13時53分

イベント教育歴史・文化

有田川町の山で発見され、おととし(2023年)、新属・新種として認定された水生爬虫類「ワカヤマソウリュウ」の全身復元骨格などを公開する巡回展が、今月28日から和歌山市の県民文化会館で開催されます。

ワカヤマソウリュウは、水生爬虫類、モササウルス類の一種で、頭よりも大きな前後のヒレあわせて4枚と、イルカのような背ビレを持っていた可能性があり、前脚のヒレを使って、ウミガメのような泳ぎ方をしていたとみられます。

この化石は、有田川町長谷川(はせがわ)の鳥屋城山(とやじょうさん)で、およそ7200万年前にあたる中生代白亜紀後期の地層から発見されました。

巡回展は、ワカヤマソウリュウをより多くの人に知ってもらい、さらなる魅力を伝えるために開催されるもので、ワカヤマソウリュウの全復元骨格のほか、生きていた時の姿を復元した生体復元模型も新たに作成されました。

巡回展「復活!!ワカヤマソウリュウ」は、今月(2月)28日から来月(3月)9日まで、和歌山市の県民文化会館1階特別展示室で開催されます。

なお、この巡回展は、有田川町や串本町でも開催されることになっています。

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