和歌山県・避難所シャワー設置など69億円増額の2月補正予算案提出

2025年02月20日 18時48分

政治

和歌山県は、災害時、避難所への水循環型シャワー設備や簡易ベッドなどの配備や、介護・障害福祉分野の待遇改善などを支援するため、一般会計の総額で69億円を増額する2月補正予算案を、きょう(2月20日)開会した2月定例県議会に提出しました。

国の補正予算を活用していて、災害時、避難所に水循環型シャワー設備や簡易ベッドなどを各振興局に配備する事業費7479万円や、介護・障害福祉分野の処遇改善などに11億4900万円、災害時に食料の安定供給を図るため、卸売市場の防災減災対策の施設整備支援に2億2900万円を計上しています。

さらに、173億円を貯金にあたる財政調整基金や県債管理基金に積み立てます。

一方、事業の実績見込みの減少や、国庫償還金の増加などにより209億円が減額され、差し引き69億円の増額補正となっています。

2月補正予算案は、2月定例県議会の3月4日の本会議で先に採決される予定です。

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