橋本市・309億円の新年度予算案・過去最大規模
2025年02月19日 16時41分
橋本市は、一般会計の総額で309億6586万円の新年度(2025年度)当初予算案を発表しました。
前の年度(2024年度)より12億円、率にして4・2%増えていて、過去最大規模の当初予算案となっています。人件費・扶助費の増加や、第2次GIGA(ギガ)スクール実施のための端末購入、新庁舎建設のための基本計画策定費用、消防車の購入などが要因としています。
主な事業は、老朽化した庁舎の建て替えにともない、2年かけて基本計画を策定する費用として2237万円、第2次GIGAスクール実施に伴う、生徒1人につき1台のIT端末購入費などに2億8700万円、橋本北消防署への化学消防車の配備や救急車・ドローンの整備に1億4800万円、橋本市斎場に太陽光パネルと蓄電池を設置する事業費に7千万円、帯状疱疹ワクチンの接種費用補助に2548万円、合併による橋本市誕生20周年記念事業費に1240万円などを計上しています。
このほか、高野口(こうやぐち)パイル織物のブランディング事業や、インスタグラムを活用した橋本市の魅力発信事業、 “紀望の里(きぼうのさと)”北側用地に木材遊具を設置する事業、ヘラブナ釣りが楽しめる“隠れ谷池(かくれだにいけ)”の土砂の撤去事業などにも取り組むとしています。
橋本市の新年度当初予算案は、今月(2月)25日に開会する3月定例市議会に提出される予定です。