岸田前首相襲撃事件・19日判決

2025年02月17日 18時37分

事件・事故

おととし(2023年)、和歌山市で、岸田(きしだ・)(ふみ)()前総理大臣の演説会場に爆発物を投げ込んだとして、殺人未遂などの罪に問われた男の裁判員裁判で、和歌山地方裁判所はあさって(19日)判決を言い渡します。

木村(きむら・)(りゅう)()被告25歳はおととし4月、和歌山市の雑賀崎漁港で、衆議院選挙の応援に訪れていた岸田前総理大臣らを殺害する目的で、演説会場に手製の爆発物を投げて爆発させ、近くにいた警察官と聴衆の2人にけがをさせたとして、殺人未遂など5つの罪に問われています。

検察側は、現職の総理大臣を狙い、100人以上を無差別に巻き込んだ、悪質なテロ行為であり同じような犯罪を防ぐため厳しく処罰して社会に警鐘を鳴らす必要があるとして、懲役15年を求刑しています。

一方被告は、火薬の製造や所持、選挙運動の妨害は認めているものの、殺意については否認していて、弁護側は傷害罪にとどまるとして懲役3年が妥当だとしています。

この裁判では人を害する目的や殺意の有無が争点となっていて、証人尋問では被告が使用した爆発物を再現して行った実験結果から「爆発物に殺傷能力があると言える」との証言もあり、裁判員らがどのように判断するか注目されます。

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