新宮市で東大人文・若手国際フォーラム/和歌山

2025年02月16日 20時18分

教育

東京大学大学院人文社会系研究科・文学部の若手国際フォーラムが、きょう(16日)午後、新宮市の新宮商工会議所で開かれました。

これは、2021年から熊野学の発展や地域振興、国際交流で新宮市と連携を結んでいる東大人文によるフォーラムのひとつです。

フォーラムの様子(右奥は、開会のあいさつをする東京大学大学院人文社会系研究科・文学部、学部長の納富信留教授)

フォーラムでは、まず、東京大学の佐藤健二(さとう・けんじ)副学長が、「南方熊楠(みなかた・くまぐす)と柳田國男(やなぎた・くにお)」と題して基調講演を行いました。

そのあと、外国人研究者や留学生たちによる研究報告のほか、文化の違いやその変遷に着目した発表などが行われました。

会場には50人ほどの聴講者が訪れ、また、フォーラムの模様は、オンラインでも配信されました。

聴講した新宮市内の60代の男性は「普段聞けない貴重な話や最新の研究を聞けてとても良かった」と話し、50代の女性は「少し難しいところもあったが、貴重な経験ができた」と満足したようすでした。

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