田辺市では、元プロテニスプレーヤーの森上亜希子(もりがみ・あきこ)さんと春の熊野古道を歩くイベントの参加者を募集しています。

これは、田辺市が、毎年この時期に開催しているウォークイベントで、今年は、来月（３月）２日に、「紀伊山地の霊場と参詣道(みち)」の世界遺産登録２０周年と、世界遺産・熊野本宮館の開館１５周年を記念して行われます。

大阪市出身で、元プロテニスプレーヤーの森上さんは、テレビ番組の企画で熊野古道を踏破したことでも知られ、気さくな性格も相まって、一緒に歩けるこのイベントは人気となっています。

当日は、田辺市本宮町の熊野本宮館に、午前８時半までに集合、受付をすませ、バスで、熊野古道・発心門王子(ほっしんもんおうじ)に移動、ここから、赤木越(あかぎごえ)、湯の峰(ゆのみね)温泉、大日越(だいにちごえ)、そして、旧社地・大斎原(おおゆのはら)、熊野本宮大社を経て、熊野本宮館に戻る１１・３キロのコースを、およそ４時間４０分かけて歩きます。

定員は５０人で、参加は無料ですが、昼食などは各自で用意し、持参することとなっています。

参加希望者は、今月（２月）１６日までに、熊野本宮館へ電話での申し込みが必要で、応募者が多い場合は抽選で決定されます。申し込みや問い合わせは、熊野本宮館、電話０７３５・４２・０７５１までとなっています。