【参院選】自民県連・参院選で二階伸康氏の公認申請へ
2025年02月09日 17時50分
自民党和歌山県連は、きょう(9日)和歌山市内で拡大役員会を開き、この夏の参議院選挙・和歌山選挙区で、県連和歌山2区の支部長を務める二階伸康(にかい・のぶやす)氏47歳の公認を申請することを決めました。
ら(右:石田県連会長・左:中村県連幹事長・2月9日・和歌山市・アバローム紀の国).jpg)
夏の参議院選挙では、去年(2024年)衆議院へのくら替えに伴い空席となった世耕弘成(せこう・ひろしげ)氏の議席を巡って、前・有田(ありだ)市長の望月良男(もちづき・よしお)氏52歳と、去年秋の衆議院選挙に自民党公認で和歌山2区から立候補して落選した二階氏の2人が自民党県連に立候補の意向を表明しました。これを受け、県連はきょうの拡大役員会でどちらを推薦するか投票で決めたものです。
国会議員や、県と市町村議会の議員、市町村長ら県連の幹部や役員が投票した結果、二階氏が82票、望月氏が46票を獲得し、二階氏を公認候補に推薦することが決まりました。県連では、近日中に二階氏を参議院選挙の公認候補にするよう、党本部に申請する方針です。
二階氏は「衆議院では与党が過半数割れの状況のなかで、次の参院選の重みを十分認識している。党の関係者の指導を頂きながら、必ず勝利できるよう精進したい」と語りました。
一方、望月氏は「きょう敗れたことを皆さんに報告して、今後、政治とどう関わるのかを含めて考えたい。参議院選挙に無所属で立候補する考えはいまのところ無い」と語りました。