【駅伝】海南市が連覇、市町村対抗ジュニア駅伝/和歌山
2025年02月09日 17時45分
小中学生ランナーがタスキをつなぐ「第24回和歌山県市町村対抗ジュニア駅伝競走大会」が、きょう(9日)行われ、海南市チームが、2年連続11回めの優勝を果たしました。

この大会は、県や県教委などが、スポーツの振興と青少年の健全育成などを目的に2002年から開催しているものです。
コースは、和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場をスタート、和歌山マリーナシティや新和歌浦などを経て、県庁前にフィニッシュする10区間、21・1キロで行われ、北山村を除く、県内29の市と町から、オープン参加を含め、43チームが出場しました。

そして、レースは、午前11時、和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事の号砲でスタートし、1区で、紀の川市が飛び出し、2区で、海南市が追い抜いてトップに立つという序盤は去年と同じ展開となりました。しかし、和歌山市が4区で1位に立つと、海南市が僅差で追随、9区で海南市が1位を奪い返して、アンカーにつなぎました。そして、最後は、海南市と和歌山市の優勝争いとなりましたが、順位が入れ替わることはなく、結局、1時間9分36秒で、海南市が連覇のフィニッシュテープを切りました。
レース後、海南市のアンカー、市立海南中学3年の松本瑛都(まつもと・えいと)選手は、和歌山放送のインタビューに、「ずっと接戦だったので、1位でタスキを渡してくれてありがたかった。最後は自分が決めると思っていたので、やり切ったという感じ。チームの目標の1位になれて、うれしかった」と話しました。
2位は和歌山市、3位は田辺市、4位は紀の川市、5位は有田市、6位は岩出市、7位は由良町、8位は那智勝浦町となりました。大会新記録や区間新記録はありませんでしたが、由良町が市町村新記録を出しました。
和歌山放送ラジオでは、午前10時25分から、2時間半あまりにわたり、特別番組で、レースの様子や選手のインタビューなどを生放送で伝えました。