「注目を集めるため」前首相襲撃裁判で木村被告/和歌山

2025年02月06日 18時47分

事件・事故

おととし(2023年)、和歌山市で、岸田文雄(きしだ・ふみお)前総理大臣の演説会場に爆発物を投げ込んだとして、殺人未遂のなどの罪に問われた男の3回目の裁判員裁判が、きょう(6日)、和歌山地裁で開かれ、男は、動機について「注目を集めるため」などと述べました。

木村隆二(きむら・りゅうじ)被告25歳は、おととし4月、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で、衆議院選挙の応援に訪れていた岸田前首相らを殺害する目的で、演説会場に手製の爆発物を投げて爆発させ、警察官ら2人にけがをさせたとして、殺人未遂など5つの罪に問われています。

裁判では、この日、被告人質問が行われ、木村被告は、爆発物を作り、爆発させた目的について問われると、「岸田さんのいるあたりに投げようと思って作った。総理大臣の近くで大きな音を出したら私に注目が集まるから」と述べました。

一方、けが人が出たことについて聞かれると、「怪我をさせるつもりではなかった。申し訳なく思っている」と述べました。

また、木村被告は、事件前に、自宅付近の山中で、爆発実験を行ったとしていて、その結果について、「上に飛んだだけ。危険性があると思わなかった」と話しました。

裁判で、木村被告は、時折り沈黙はあるものの質問に対し、淡々と答えていました。

そして、木村被告は、事件を起こしたことについて「多くの方にご迷惑をおかけして、大変申し訳なく思っている」と反省の思いを述べ、加えて、岸田前総理大臣に対しても謝罪の言葉を述べました。

また、今後については、「政治にかかわろうとは思っていません。離れた方がいいと思っています」とも話しました。

判決は、今月(2月)19日に言い渡される予定です。

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