和歌山市、国や県と協力して大門川に通水

2025年02月06日 18時39分

社会

和歌山市内を流れる大門川(だいもんがわ)の水質向上のため、和歌山市は、国や県と連携して、来月(3月)26日まで、農業用水路を活用して、紀の川の水を送水しています。

今月(2月)3日から行われているもので、岩出市にある取水施設から紀の川の河川水を取水し、用水路を経由して、大門川まで送り込んでいます。最大水量は、毎秒3立方メートルで、大雨の日や大雨が想定される日には送水を行わないことになっています。

送水中は、用水路の水位が、かんがい期間中と同様に、いつもに比べ、1メートル以上高くなることがあるとして、用水路に近づかないよう注意を呼びかけています。

送水の理由として和歌山市では、水位が下がる秋から春にかけての時期は、大門川を含む、内川(うちかわ)の水質が国の基準を満たしていないため、この期間に、紀の川の水を通水(つうすい)することにしていて、2020年度から行われています。

WBSインフォメーション

投稿を取得できませんでした

WBSショッピング55

投稿を取得できませんでした