岸田前総理襲撃事件・あす(4日)初公判
2025年02月03日 15時46分
おととし(2023年)の4月、岸田文雄前総理大臣の演説会場に爆発物を投げ込んだとして、殺人未遂の罪に問われた木村隆二(きむら・りゅうじ)被告の初公判が、あす(2月4日)和歌山地方裁判所で開かれます。
起訴状などによりますと、木村被告は、おととしの4月、和歌山市の雑賀崎(さいかざき)漁港で、 衆議院和歌山1区補欠選挙の応援に訪れていた岸田前総理らに対し、殺意をもって手製の爆発物を投げて爆発させ、近くにいた警察官と聴衆の2人に軽いケガをさせたとされています。
木村被告は、これまでの取り調べに対し黙秘を続けていて、裁判では、爆発物の殺傷能力の有無や、被告の動機などが主な争点になる見込みです。