熊野速玉大社で「節分祭」/新宮市・和歌山
2025年02月02日 23時57分
節分のきょう(2日)、新宮市の世界遺産、熊野速玉大社で節分祭が開かれました。

午前10時から、「どんど焼き」ともいわれる節分お焚き上げ神事が行われ、多くの参拝客らが、古くなったお札やしめ縄などを、境内に掘られた直径5メートルほどの穴に投げ入れていました。
午後7時からは、神職や氏子総代らが拝殿でお祓いをしたあと、境内を逃げ回る赤鬼、青鬼に豆をぶつけ、大鳥居の外まで追い出す神事「節分追儺式(ついなしき)」が行われました。

それが終わると、神職らは、拝殿に戻り、福豆をまき、参拝客らからは大きな歓声が上がっていました。
節分祭を終えた上野顕(うえの・あきら)宮司は「きょうはたくさんの人でにぎわってうれしい。良き年が訪れるように祈っています」と話していました。