若林が初マラソン日本最高、別府大分毎日マラソン/大分・和歌山
2025年02月02日 17時21分
別府大分毎日マラソンはきょう(2日)、大分市で行われ、海南市出身で青山学院大学の若林宏樹(わかばやし・ひろき)が、初マラソン日本最高記録を更新する2時間6分7秒で、日本人トップの2位に入りました。日本歴代7位の好記録で、日本学生記録も塗り替えました。
若林は、終盤まで先頭争いを演じましたが、ケニアのビンセント・キプチュンバが、2時間6分1秒の大会新記録で優勝しました。
今大会は今年(2025年)9月の世界選手権・東京大会の代表選考会を兼ねていて、このほかの日本勢では、九電工(きゅうでんこう)の大塚祥平(おおつか・しょうへい)が3位、国学院大学の平林清澄(ひらばやし・きよと)は9位でした。
若林は、海南市出身で、下津(しもつ)第二中学校から京都の洛南(らくなん)高校に進み、青山学院大学では、箱根駅伝などで活躍しましたが、学生生活を終えるのにあわせ、陸上競技の引退を表明していて、この日のマラソンがラストランとなりました。