緊急地震速報遅れる可能性、3日・4日、機器メンテで/気象庁

2025年02月02日 16時54分

災害・防災

地震・津波観測監視システム「DONET(ドゥーネット)」のメンテナンスのため、あす(3日)とあさって(4日)の一部時間帯で、串本・潮岬沖から高知・室戸岬沖の観測点周辺で地震が起きた場合に、緊急地震速報の発表が、平常時より、13秒程度遅くなる可能性があります。

「DONET」は、南海トラフ地震に備え、防災科学技術研究所が運用管理している地震・津波監視システムで、気象庁が、観測データを緊急地震速報や津波警報などの発表に活用しています。

気象庁によりますと、「DONET」のメンテナンスにより、3日・午後1時頃から5時頃までと、4日・午前9時半頃から4時半頃まで、串本町潮岬沖から高知県・室戸岬沖に設置されている観測点が、緊急地震速報に活用できなくなります。

これにより、この周辺を震源とする地震が発生した場合、緊急地震速報の発表が、平常時より、最大で13秒程度遅くなる可能性があるということです。

なお、緊急地震速報以外の地震情報や津波警報などの発表までにかかる時間や内容に影響はないとしています。

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