近畿の2024年有効求人1・14倍、3年ぶり低下、和歌山は横ばい

2025年01月31日 17時29分

経済

去年(2024年)の有効求人倍率の平均は1・14倍となり、前年を0・05ポイント下回って3年ぶりに低下しました。

厚生労働省が発表したもので、物価の高騰で業績が悪化することへの懸念から、建設業や製造業、卸売・小売業など多くの業種で求人数が減りました。去年平均の府県別の有効求人倍率は、大阪と京都が1・21倍、奈良1・14倍、和歌山1・13倍、兵庫1・01倍、滋賀1・00倍でした。和歌山が横ばいで、他の府県は低下しました。

一方、総務省が発表した近畿の去年の完全失業率の平均はおととしと比べて0・1ポイント改善して2・8%でした。

また、近畿の先月の有効求人倍率は、前の月と比べ0・01ポイント上昇し、1・16倍で、完全失業率は前の年の同じ月と比べて、0・1ポイント改善して2・3%でした。

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