タクシーの日本版ライドシェア2月7日から、和歌山市で
2025年01月31日 17時49分
和歌山県タクシー協会に加盟する3社が、和歌山市内で、乗務員が手薄な
週末の夜間や深夜に、一定の条件で、一般ドライバーを活用して運行する「日本版ライドシェア」を来月(2月)から行うことを決め、きょう(31日)和歌山市役所前でお披露目会を開きました。

参加するのはユタカ交通など3社で、合わせて5台が運輸局から許可されました。運行時間は、金曜日と土曜日の午後4時から翌朝の5時までで、ドライバー不足や利用客が重なり、タクシーがつかまりにくい時間帯です。
タクシーの利用は、専用のアプリを使って申し込み、事前にコースを入力して利用し、降車時に、キャッシュレス決済で運賃が自動的に決済されます。
ドライバーは、事前に研修を受けた一般ドライバーが担当し、万一の事故やトラブルは会社が対応します。
和歌山県タクシー協会の豊田英三(とよだ・ひでぞう)会長は、「地域住民や観光客のために寄与したい」と日本版ライドシェアに取り組む決意を述べました。

お披露目会では、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長らが、早速、使用する車に乗り、ライドシェアの様子を確かめていました。