築野食品が「食品産業もったいない大賞」審査委員長賞を受賞/和歌山・東京
2025年01月31日 17時47分
「こめ油(あぶら)」の製造販売で知られる、かつらぎ町の築野(つの)食品工業が、第12回「食品産業もったいない大賞」で審査委員長賞を受賞し、きょう(1月31日)東京で開かれた表彰式で受賞事例を発表しました。
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この大賞は、公益財団法人・食品等流通合理化促進機構が、地球温暖化や省エネ、食品ロス削減などに取り組む企業や団体を表彰するもので「もったいない」という思いが省エネなどの原動力になるとの考えから、大会名に使われています。
今回のもったいない大賞では、築野食品工業のこめ油の製造過程で出る、脱脂ぬかの廃棄物をゼロにする資材を開発したことが、高く評価されました。

表彰式では築野富美(つの・ふみ)社長に賞状が授与され、事例発表では築野康子(やすこ)取締役が事例発表を行いました。

この中で、築野取締役は、独自に開発した物質によってこめ油の製造工程で排出される、年間1600トンの脱脂ぬかの廃棄物をゼロにした取り組みを紹介し「私たちの会社は、もったいない精神が、すべての事業の礎(いしずえ)になっています」と語りました。