和歌山城の桜保全で、和歌山市と県造園建設業協会が協定締結
2025年01月28日 18時00分
和歌山市の桜の名所、和歌山城の桜の剪定や、倒れそうな木の除去などついて、和歌山県の造園業者でつくる県造園建設業協会和歌山・海草(かいそう)支部と和歌山市が協定を結び、きょう(28日)締結式が行われました。
この団体では、これまでも桜の枝の剪定などで協力していますが、協会が、創立50周年の記念として、新たに協定を締結することになったものです。
締結式はきょう、和歌山市役所で行われ、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長と県造園建設業協会和歌山・海草支部の森建二(もり・けんじ)支部長が、協定書に署名しました。
尾花市長は、「和歌山城の桜は、市のシンボルで、市民の心の憩いの場なので、協力いただくことはありがたい。枝の剪定などで、樹木を元気にしてほしい」と謝意を述べました。
また、森支部長は、「和歌山城の桜の剪定を担えることは大きな喜びで、市民にキレイな桜を喜んでもらえるようにしたい」と挨拶しました。
この団体は、これまでの3か年も和歌山城の桜の保全に努めていましたが、協定の締結で、これまで以上に活動することにしていて、今後、桜の維持など、育成にも協力していくことになりました。団体では、来月(2月)、和歌山城公園の大手門(おおてもん)から西の丸広場までの間で、作業を行うことにしています。