使用済み天ぷら油の回収が岩出・湯浅でも開始へ/和歌山
2025年01月28日 18時05分
有田市のENEOS和歌山製造所で行われる予定の、使用済み天ぷら油から飛行機用燃料SAFを精製する事業を見越して、現在、和歌山県が、和歌山・海南・有田(ありだ)の3市で行っている天ぷら油回収の実証事業が、来月(2月)から岩出市と湯浅町(ゆあさちょう)でも行われることになりました。
.jpg)
県では、去年(2024年)7月から和歌山・海南・有田の各市で実証事業をスタートし、エリア内のスーパーマーケットやリサイクル施設などに使用済み天ぷら油を入れる専用のボトルや回収ボックスを設置して、一般から廃油を回収しています。
参加するには、県のウェブサイトを通じてモニター登録が必要ですが、県によりますと、今月(1月)22日の時点で2380人が登録し、去年12月末の時点でおよそ4700リットルの天ぷら油を回収したということです。
県では、新年度(2025年度)にエリアの拡大を検討していますが、岩出市と湯浅町で準備が整ったとして、来月(2月)4日から先行して回収を始めることになったものです。
岩出市では、オークワ岩出西店とメッサオークワ岩出店では、午前9時から午後6時まで、コープ岩出中央店では午前9時から午後5時まで、松源岩出中黒店(なかぐろてん)と岩出中迫店(なかぶさてん)では午前9時から午後9時まで、それぞれ持ち込みを受け付けます。
湯浅町では、オークワ湯浅店が午前9時から午後6時まで、松源湯浅店では午前9時から午後9時まで、それぞれ持ち込みを受け付けます。
県・成長産業推進課では、多くの参加と、専用サイトからのモニター登録を行うよう呼びかけています。