厚生労働省・和歌山労働局は、若者の採用や育成に積極的な企業「ユースエール認定企業」に、和歌山ヤクルト販売株式会社を認定しました。

和歌山県内では２４社目の認定です。

ユースエールは、労働者３００人以下の中小企業のうち、若者の採用や育成に積極的で、若者の雇用管理の状況などが優良な企業を厚生労働大臣が認定するもので、県内ではこれまでに２３社が認定を受けていますが、卸売業・小売業では初の認定です。

和歌山ヤクルト販売は、社員教育の充実をはじめ、有給休暇の取得促進や所定外労働時間の削減など労務管理の徹底などによって、若者の働きやすい環境を整備していることが、高く評価されました。

きょう（２７日）午後、和歌山ヤクルト販売本社に

和歌山労働局の松浦(まつうら・)直行(なおゆき)局長が訪れ、堀田庄(ほった・しょう)三(ぞう)代表取締役社長にユースエールの認定通知書と認定マークが交付されました。

松浦局長は、「県内企業の模範として、今後もより一層積極的な若年者の雇用と育成に推進に取り組んでいただきたい」とあいさつしました。

堀田代表取締役社長は、「若者の働きやすい環境作りは数十年前から地道に改善してきた。和歌山県の皆さんに今後も健康と笑顔を届けていけるよう取り組んでいきたい」と話していました。