観梅シーズン到来、みなべ町で観光梅林がオープン/和歌山
2025年01月26日 16時22分
日本一の梅の里、みなべ町の南部梅林(みなべばいりん)が、きのう(25日)オープンし、観梅(かんばい)シーズンがスタートしました。まだ、ほとんど花は咲いていませんが、この土日は、天気が良かったことから、早速訪れた観梅客もあり、花を探す姿などが見られました。
南部梅林は、みなべ町晩稲(おしね)の山地に広がるおよそ100ヘクタールの梅の栽培園地で、花が咲くこのシーズンだけ、観光梅林として公開しています。そして、みなべ町は、日本一の梅産地で、町内には梅の木が無数にあり、それらも含めて、満開の頃には、「一目(ひとめ)百万、香り十里」と称される一面真っ白の圧巻の景色となり、甘酸っぱい香りに包まれます。
去年(2024年)は、開花が早く、開園の頃には、すでに見頃を迎えていましたが、今年は、例年通りで、まだ、ほとんど開花しておらず、梅の里観梅協会によりますと、見頃は、来月(2月)中旬くらいになりそうだということです。中本宏(なかもと・ひろし)会長67歳は「開花情報をホームページで確認して来てもらいたい」と話しています。
入園料は高校生以上が500円、小中学生は200円です。開園期間は3月2日までですが、開花状況によって前後する可能性もあります。梅林では、南高梅(なんこううめ)の梅干しやハチミツなど、地元産品の販売が行われ、週末には、太鼓演奏や餅まきなどのイベントが行われます。