「わたくしの作文」文科大臣賞に宮小学校2年稲生さん

2025年01月25日 18時15分

教育

和歌山放送が放送している「わたくしの作文」の今年度(令和6年度)の年間審査会が、きょう(25日)開かれ、最優秀作品の文部科学大臣賞に和歌山市立宮小学校2年、稲生有香(いなお・ゆうか)さんの作文、「自然のふしぎがかがやいている」が選ばれました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送が国語教育の振興のため、1968年(昭和43年)から県内の小中学生の作文を放送しているもので、今年度は、6千5百点を超える作文が寄せられました。

年間審査会は、きょう(25日)午後1時から、県内の小中学校の教諭など、関係者らが出席して、和歌山市湊本町(みなとほんまち)の和歌山放送本社で行われました。

審査の結果、最優秀作品の文部科学大臣賞には、和歌山市立宮小学校2年、稲生有香(いなお・ゆうか)さんの作文「自然のふしぎがかがやいている」が選ばれました。

飼育していたカブトムシが、卵を産み、幼虫から羽化する様子を描いた作文で、「2年生らしく、目線をカブトムシに寄り添わせ、じっくり観察し、実際に育ててみると、誰もが感じる不安や期待が、丁寧な文章から伝わってくる」と高く評価されました。

年間審査会ではこのほか、和歌山県知事賞や県教育委員会賞、さらに、和歌山県農業協同組合連合会賞や、わかやま市民生活協同組合賞、湊組賞など、あわせて28点の入賞作品が決定しました。

「わたくしの作文」は、和歌山放送ラジオで月曜から金曜の毎日、午後0時40分から 放送しています。

WBSインフォメーション

WBSショッピング55