和工の教諭・検定試験監督料を着服し懲戒免職/和歌山

2025年01月24日 17時19分

事件・事故教育

和歌山市の県立和歌山工業高校の58歳の男性教諭が、検定試験の監督料を着服したほか、外部団体からの支援金を不適正に処理したとして、和歌山県教育委員会は、きょう(1月24日)付けでこの教諭を懲戒免職処分にしました。

県教育委員会によりますと、この男性教諭は、2020年度から2023年度に行われた検定試験の監督料11万2千円を監督者に支払わず、着服していました。

また、外部団体が2022年度から2024年度にかけて学校へ支払った支援金およそ42万円を、自分の机の引き出しに保持していました。

教諭は、着服した監督料や支援金の一部を自分で作った銀行口座の通帳に入金していて、去年(2024年)8月、監督料が本来よりも少なく支払われていたことを不審に思った学校職員が、教頭へ問い合わせたことから発覚しました。

私的な流用は確認出来ませんでしたが、教諭は「生徒の教材購入費などに充てる予定だった」と釈明しているということです。

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