保健師業務実績発表会50周年記念大会/和歌山
2025年01月24日 17時27分
和歌山県内の保健師が毎年行っている実績発表会の50周年記念大会が、きょう(1月24日)和歌山市茶屋ノ丁(ちゃやのちょう)の和歌山県自治会館で開かれ、およそ150人の保健師が参加しました。
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これは、保健師の日頃の活動を振り返り、よりよい保健医療福祉活動につなげようと、県内の保健師が毎年実績発表会を開いているものです。
50周年記念大会となったきょうの発表会では、保健師活動の魅力を伝える漫画「保健師がきた」の作者・埜納(ののう)タオさんが、創作のために新人保健師を取材したときのエピソードを紹介しました。

埜納さんは、物語に説得力を持たせ保健師の仕事の魅力を引き立てるために、あえて主人公に辛く当たる人物を登場させることで読み手に考えさせる仕組みを取り入れたことや、取材を通じて感じたこととして「保健師は小さな変化や気付きを見落とさず、誰かの人生に寄り添って“伴走”し、安心感をもたらす仕事だと再認識しました」と語りました。
またきょうは、去年(2024年)の能登半島地震で被災地に派遣されて医療救援活動を行った県内の保健師や看護師、理学療法士らがパネルディスカッションを行い、災害時の保健医療福祉活動の在り方について、事例を挙げて意見を交換しました。