湯煙の中、熱戦かるた大会、河原の露天風呂、田辺市/和歌山
2025年01月19日 18時38分
田辺市本宮町の川湯温泉の河原に設けられた巨大な露天風呂「仙人風呂」できょう(19日)、浮かべたスギ板の札を取り合う「かるた大会」が開かれ、17チーム、あわせて68人が、湯煙の中で熱戦を繰り広げました。
優勝は、大学の仲間と初出場したびわこ成蹊(せいけい)スポーツ大学2年で、田辺市出身の仮屋和珠(かりや・かずし)さん21才らのチームで、仮屋さんは「とても楽しかった。遠方からも大勢の参加があり、ふるさとの誇らしい大会と感じた」と話していました。
湯に浮かべた、はがき大のスギ板めがけて、参加者がしぶきをあげて走ると、見物人から声援が飛んでいました。
仙人風呂は、幅24メートル、奥行き12メートルほどの大きな露天風呂で、川底から湧く温泉を利用して、冬の間だけ設置されています。
かるた大会では、熊野地方の歴史や自然などを題材に、地元有志が作った「くまのじかるた」が使われました。