田辺保健所が、先月（１２月）特定難病受給者証９５４人分を発送する際に、誤って１つの封筒に２人分の受給者証を入れて発送するミスがあったことが分かりました。田辺保健所は誤送付した人に事情を説明して陳謝し、再発送処理を行うと共に再発防止に努める方針を示しました。

田辺保健所によりますと、受給者証の発送は、去年（２０２４年）１２月２３日に保健所の職員２人が手作業で行い、受給者証を更新した９５４人分のものを封筒に入れて発送しました。

ところが２日後の１２月２５日に、２人の受給者から「ほかの人の受給者証が同封されていた」と連絡があり調べたところ、誤ってひとつの封筒に２人分の受給者証が同封されていたということです。

いまのところ、個人情報漏えいによるトラブルは報告されていないということです。

田辺保健所では、受給者の名簿と、窓付き封筒の宛名の符号を怠ったためと説明し「今後は確認作業を徹底する」と話しています。