和歌山市の５０代の女性が、メッセージアプリでやりとりをしていた相手の話を信じ、現金およそ１００万円をだまし取られたことがわかりました。
和歌山東警察署が特殊詐欺事件として捜査しています。

今月（１月）８日、和歌山市に住む５０代の女性がスマートフォンで「アクリルたわしの内職」と書かれた広告をタップしたところ、メッセージアプリでメッセージが届き、ＳＮＳの画面をスクリーンショットして送信するという副業の内容を告げられました。
しばらくこの副業を続けていたところ、お金を振り込めば、振り込んだ金額より多くのお金がもらえるという副業を紹介され、指示通り、複数回にわたり指定された口座に送金してしまいました。
その後も相手からの要求に従って、複数回にわたり、あわせておよそ１００万円を送金しましたが、さらに出金のための手数料を追加で請求され、おかしいと思った被害者が警察に届け出をし、被害がわかりました。

和歌山県警では、詐欺事件が多発しているとして、注意を呼びかけるとともに、疑わしい話などに接した時に、確認できる専用フリーダイヤルを設けています。
番号は、０１２０・５０８・８７８（これは・わなや）です。