和歌山県内各地ではきょう（１２日）消防出初め式が行われました。このうち和歌山市では市民も参加して、消防出初式が行われました。和歌山市の消防出初式は、式典が和歌山城ホールで行われ、消防局や地元の消防団、婦人防火クラブのメンバーのほか企業の自主消防組織のメンバーなど１３１団体からおよそ６００人が参加しました。

式典では消防活動で命を失った人を追悼したあと、和歌山市の尾花正啓市長に参加人員が報告されました。尾花市長は、「市内では年間の火災発生件数は７年連続１００件を下回っているが大規模災害などに備えて、協力しながらより一層防災に取り組む」と挨拶しました。

このあと消防団員による演劇が行われたほか、和歌山城ホール前のけやき通りで消防車両や消防隊員が行進し、和歌山城の掘割では放水や救助の訓練が行われました。きょうの出初式には多くの市民も参加し見学していました。