JR・特急くろしおの年末年始利用状況/和歌山

2025年01月07日 17時27分

交通社会経済

JR西日本は、この年末年始期間の(2024年12月27日~2025年1月5日)特急列車の利用状況をまとめ、紀勢線・特急くろしお号の和歌山・箕島間の利用者数はおよそ5万8千人となり、前の年と比べて10%近く増えました。

特急くろしお号

上下線別にみると、箕島方面の利用者数はおよそ3万人、前の年と比べて8%増えました。反対の和歌山方面の利用者数はおよそ2万9千人で、前の年と比べて10%増えました。

このほかの在来線の特急も、概ね前の年を10%から20%上回る結果となりました。

JR西日本では、この年末年始は曜日の配列が良く、最大で9連休となるケースもあったため、利用客が増えたものとみています。

ところでJR西日本は、利用者数が減少している紀勢線の白浜・新宮間などの地方路線を不採算区間として公表するなど、沿線の自治体などと存続に向けた協議を進める方針を示す一方で、和歌山県や紀南の沿線市町村などは、白浜・新宮間の利用を促進する観光キャンペーンなどを企画していて、存続に向けて連携を強化しています。

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