和歌山弁護士会「全国一斉旧優生保護法相談会」1月16日開催
2025年01月06日 18時42分
旧優生保護法のもとで強制的に不妊手術を受けた人やその家族などを対象にした電話相談会「全国一斉旧優生保護法相談会」が今月(1月)16日に開かれます。
旧優生保護法を巡っては去年(2024年)7月、最高裁判所で国に対し、不妊手術を強制されるなどの被害を受けた人に賠償を命じる判決が言い渡されました。
また去年(2024年)10月には旧優生保護法の被害者補償法が可決、成立していて、今月(1月)17日に施行されます。
これを受けて、日本弁護士連合会は全国一斉の電話相談会を開き、和歌山弁護士会でも電話相談を受け付けます。
対象は旧優生保護法のもとで強制的に不妊手術を受けた人や受けた可能性がある人とその家族などです。
相談会では、今月(1月)16日の午前10時から午後4時まで、電話またはFAXで相談することができます。
和歌山弁護士会の堀江(ほりえ)さんは、「恥ずかしいなどの理由で話すことを躊躇していたり、子供の頃の話で分かっていない人もいると思う。この相談会で1人でも多くの人の救済に繋げられたら」と相談会への参加を呼び掛けています。
「全国一斉旧優生保護法相談会」は今月(1月)16日の午前10時から午後4時までで電話番号は0120―340―116です。
予約は不要で、相談は無料です。