和歌山県庁で仕事始め式「オール県庁で仕事を」

2025年01月06日 18時44分

政治社会

年末年始の休みが終わり、和歌山県内の殆どの企業や役場で、きょう(6日)2025年の仕事始めを迎えました。

仕事始め式のもよう(1月6日・和歌山県庁・正庁)

このうち、和歌山県庁では、午前10時から正庁で仕事始め式が開かれ、岸本周平知事と下宏(しも・ひろし)副知事、それに、部長級と課長級の幹部職員45人が出席しました。

年頭の訓示を行う岸本周平知事

岸本知事は幹部職員に対し「2025年は大阪・関西万博が開催されるが、万博推進課だけでなくほかの部署でも万博を盛り上げる役割の担当を置いて欲しい。また、熊野白浜リゾート空港の滑走路延伸には利用者を増やさなければならないが、これについても、県庁全体で利用促進策を検討することが求められる」と述べ、部局間の横の繋がりを強化し“オール県庁”で重要な施策に取り組むよう呼びかけました。

また岸本知事は、自らが掲げるスローガンのひとつ“県民の笑顔を増やす”を例に挙げ「ただ言葉で言っているだけではいけないと思う。社会の課題解決や困った人を救おうという真剣に公務員を志す若い人が減っているなか、ベテランの幹部職員も含め、現場の若手職員とも公務とは何かをもう一度議論し、県の素晴らしい仕事に誇りを持てるようにしていきたい」とも呼びかけ、引き続き、処遇や職場環境の改善に努める考えを示しました。

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